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【レビュー】Her Story 感想 (ネタバレ無し)

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どうも、シロノンです。

今回はSteamで配信されているHer Storyのレビューです。

低価格のおすすめゲームで見かけてからずっと興味があったゲームだったのですがやっと遊びましたが凄くオリジナリティーのあるゲームでした。

評価方法の詳細は以下の記事をご覧ください。

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総合:80点

このゲームは普通のゲームとは大きく異なります。

出来ることは作中に出てくる古いPCを操作することだけ。

ゲームを開始するとただこの画面が表示されている状態から始まります。目的すら教えてくれません。

ですが途方に暮れることは無いでしょう。なぜならPCに開かれているデータベースには「殺人」で検索された結果が表示されており検索結果で該当したワードをビデオ内で発言している3つのビデオクリップが見れます。

このビデオクリップだけでは殆どわかることはありません。ですが気になるワードがいくつも登場してきます。

ここからがこのゲームの始まり。なぜこのデータベースを検索しているのか、このビデオクリップで語られている証言はどのような結末で終わるのかを知るために検索ワードに自分で気になるワードを入力し検索することになります。

ここまで説明すると分かると思うのですがこのゲームはPCを操作するためにマウスカーソルを移動させてクリックする、検索するワードを打ち込む、視聴したビデオクリップにタグをつける、いつでも視聴できるようにセクションに追加するといった時以外はひたすらビデオクリップを視聴するムービーゲーです。

なのでひたすら操作せずに視聴するという行動が苦手な人には全く向いていないです。また、あれこれ考察をして検索するワードを考えてトライ&エラーを繰り返すのが苦手な人にもおすすめ出来ません。

ですがこのゲームでしか味わえないオリジナリティは素晴らしいです。行き詰って必死に考えて思いついたワードで見たことのないビデオクリップが出てきた時は最高の興奮を味わえました。

金額も1000円しないリーズナブルな価格でiOSでもプレイできるので友達と一緒に遊ぶというのもありだと思います。

気になった方は是非遊んでみてください。

 

グラフィック、モーション、ロケーション:80点

昔のwindowsを再現したようなPCがリアルに再現されています。

そもそもPCから視点を移動させられないのでちょっとPCの周りがディスプレイの反射で見えるだけですけどね。

PCから出力された映像だけを見ることも出来ますのでその場合は本当にただのwindows風OS。僕は雰囲気ととある理由で後者はお勧めしません。

 

システム:90点

オリジナリティは圧倒的。

現実のPCの操作のまんまですがこれをゲームとして使おうというのはなかなか無いです。

このデータベースは最大表示数が少なめにされており大量に検索に引っかかるワードで検索すると時系列が最初の方のビデオしか見られないのでAND検索を上手く利用して絞り込む必要があるというのが上手いです。

また、最初の3つのビデオから検索するであろうワードでどのビデオを見て更にどんなワードで新しく検索するかが上手く計算されておりある程度まではポンポンと検索が進んでいきます。そして行き詰ることになります。

とはいえ検索さえしっかりとしていれば最初から時系列後半の動画も見放題なので勘の鋭い人なら行き詰る所か一気に事の真相にたどり着くことになるでしょう。これもこのゲームの魅力といえます。

人によって全く異なる流れを経て真相に到達する。人によっては最後まで全てのビデオを見ても理解しきれない可能性すらあります。でも僕はこれで良いのだと思います。

あとこのゲームの頑張っているところはローカライズ。元は全編英語なこの全てのビデオにしっかりと字幕が付いていますし自然な単語で翻訳されているので普通の日本語感覚でも検索で困ることは無かったです。

 

シナリオ、世界観:90点

話自体は完全に理解してしまえば結構単純な話ですしそんな捻りも無いです。

ただ、これが時系列がバラバラの断片的な情報のビデオを検索して視聴することによって複雑になるのです。

最初に考えていた考察が突然出てきた衝撃の真実によってひっくり返されて再び考え直しになったりすることもありました。

この情報の開示のタイミングがしっかりと計算されている感じがして感心してしまいました。

これ以上複雑なシナリオにしてしまうとプレイヤーにもライターにも負担が凄いことになってしまっていたと思われます。

世界観に関しては非常に秀逸。

雰囲気も良いですしこのゲームの仕様を上手く利用して世界観を説明しているのも良いです。

 

キャラクター:90点

姿、声が分かる登場人物は彼女のみ。

他の人物も非常に少ないです。

ですがこれで問題ないのです。このゲームのタイトル名が全てです。

 

ボリューム、リプレイ性:50点

僕の場合は3時間ほどでスタッフロールに到達しました。

全てのビデオクリップを見ようとするのならもっとかかると思われますがやりこみ要素はその程度です。

ちなみにスタッフロールを見るだけならもっと早く到達できると思われます。でもこのゲームはそこがゴールのゲームとしては作られておりません。

プレイヤーが納得したら終わりというゲームになっています。

なので人によって大分プレイ時間に差が出るのであくまで参考程度にしていただければと思います。

 

UI、操作性:100点

マウスとキーボードによる操作なのでまんまPCの操作性でした。

UIは世界観とゲームバランスの事情があるので納得。

ある意味一切文句なしです。

 

サウンド:80点

PCの起動音や周辺の環境音が非常にリアル。

そして静かに流れているBGMがいい雰囲気を出しています。

ビデオの音質も昔の感じになっていてリアリティがあります。

 

ロード:100点

ゲーム開始時のみ。

ビデオの視聴時には全くロード時間が無くて快適でした。

 

最後に

webブラウザではない純粋なアプリケーションタイプのゲームとしてはほかに見たことのない個性が本当に気に入りました。

AAAタイトルでは絶対に出せないこういったゲームこそ日本メーカーも出せると思うのでどこか日本のメーカーさんも頑張ってくれないですかね。

こういった検索をして謎を解くゲームはかつてあったwebの謎解きゲーム+codeを彷彿とさせてくれました。+codeはその他の謎解きも一杯でしたがwebブラウザの仕様を最大限に使用した作りが最高でした。

現在も第二弾の+code:Reが遊べるので気になった方はどうぞ。

それでは、また!

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