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【レビュー】劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] 第一章 presage flower」感想

投稿日:2017年10月22日 更新日:

どうも、シロノンです。

今回は劇場版Fate/Stay night[HF]の第一章であるpresage flowerの感想です。

公開から1週間が経過していますが僕が見てきたのは先週です。なので1週目の特典であるポストカードを貰ってきました。

貰えるポストカードはAセットかBセットからランダムですが僕はAセットが貰えました。

今回はやっぱり士郎と桜がメインのお話なのでこっちが貰えて良かったです。

ちなみにFGOの礼装が劇場に行くと手に入るのですが僕はすっかり忘れていてあとで凹むという。

やっぱりipadで遊ぶのは間違いかもしれないです。早くiPhone X欲しい。

評価方法の詳細は以下の記事をご覧ください。

多少ネタバレがあるのでご注意ください。

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総合:100点

圧倒的質量で押しつぶしてくる超高密度で重厚感のある映画でした。

上映時間は2時間。アニメ映画としてはありったけの尺を使って今まで見たことが無い凄まじい作画で最初から最後まで凄まじい密度で作られている作品です。

こんな凄まじい劇場版アニメ化を見たことがないです。

ですが誰でも楽しめる作品では無いです。

出来ればFate/ZeroとFate/stay nightのDEEN版とFate/stay night[UBW]を最低でもFate/stay night[UBW]を見ていることをオススメします。

FGOは遊んでいるから大丈夫とかは全く大丈夫ではないのでやめましょう。作画は楽しめますが話の楽しさは半分も楽しめないと思います。

でも一番は原作を遊ぶことです。今ならスマホやPSvitaでも遊べますよ!

今回は原作では3つあるルートの最後のルートのアニメ化になるのですが他のルートと共通している部分はほとんどカットされています。

なので事前知識が無い人はちんぷんかんぷんでしょう。それに何と言ってもこの物語はこれまでのルートを見ているからこそ異質さが際立つ物語なので絶対に見たほうがいいです。

 

作画、演出:100点

アニメ作画の一つの頂点に達していると思えるほどにこれ以上の作画を想像できないクオリティです。

凄まじい書き込みなのに最初から最後まで一切崩れることがないのが異常です。背景とセットで本作の重厚感を生み出しています。

普通戦闘シーン以外はどこか手を抜くと思うのですがもう日常シーンですら気合が凄い。桜を魅力的に見せようという気持ちが伝わってきますし本作の重い雰囲気を常時作画でも醸し出してきます。

これを見たあとだと殆どのアニメの作画は霞んで見えてしまいます。根本的に絵作りが違うタイプ(ボンズやトリガーのような生き生きと動かす作画)以外のTVアニメだともう霞んでしまします。もちろん比較するのは間違っていますが。

恐ろしいことに今までずっと劇場版レベルだと思っていたFate/stay night[UBW]ですらまだTVアニメの次元だったんだと思い知らされました。ufotable恐るべし。

特にランサー対真アサシンの戦闘シーンはもうただひたすらに「なんだこれ。凄すぎるだろ……」と変な笑いが出るレベルでした。

ただ、あまりにもスピード感と情報量が凄まじいので一度見ただけだと色々と見逃していると思います。

これは絶対にBDも買って何度も見直そう。

 

脚本、世界観:100点

劇場三部作として作ることを考えるともうこれはベストでしょう。

他のルートと共通している部分は「他のアニメ化ですでに見ているからいらないでしょ?」とでも言いたげにほぼ全てカット。そんなことをするくらいならもっとこのルートだからこそのことをやってやろうという気概を感じます。出だしから桜と士郎の本編前のエピソードラッシュです。

原作で起こったのと同じことでもそれが行われるロケーションが変わっていたり士郎たちがその場にいなくなっているなどの違いを作っています。

なので原作を見ている人も作画の凄さとロケーションの違いによって新鮮さを感じることができると思います。

世界観はもうこれまでの積み重ねが強すぎますね。TYPE-MOONというブランド、奈須きのこの紡いできたこれまでが素晴らしい作り込みへと繋がっています。

ちなみに今回の劇場アニメの為に奈須さんは色々と最新の[HF]として作り直そうと思ったようですが奈須さんも驚くほどに監督が[HF]という物語を解析していて意見を出すのをやめたというエピソードがあったりします。実際奈須きのこさんは大好きですけどたまに作り直しをするとやらかすのも事実なのである意味これが一番だったのではないでしょうか。

これだけの熱量で作られている本作。凄くない訳がないですね。

 

キャラクター:100点

出てくるキャラクター全員個性たっぷりでしっかりと掘り下げられていて素晴らしいです。

ただ今回のルートでは殆ど出番がないキャラクターが多いのですがそこは仕方ないですね。

今回の掘り下げは言うまでもなく桜。

他のルートでは士郎の日常を大河と共に象徴する後輩キャラクターとして描かれますがこのルートではメインヒロイン。

桜という人間の魅力、そして本質が描かれます。一章ではまだ甲斐甲斐しくて可愛い後輩の部分が強いですがここから桜の本質が顔を出し始めます。次が楽しみです。

凛は桜との関係上まだ結構出番がありますが逆にセイバーは今回は本当に掘り下げがないです。Fate/Zeroを見てから今回を見たらセイバーの扱いにかなり驚くのではないでしょうか。セリフ量もこれまでと比較してもだいぶ少なめですし。

まぁ、セイバーもここからがある意味本番ですが。

そして今回のルートで初登場の真アサシンと殆ど他のルートでは空気の間桐臓硯。

今回は暗躍して物語を引っ掻き回してくれます。ただ、劇場版の尺でどれだけ掘り下げが行われるのかはちょっと不安なところ。

 

サウンド:100点

空の境界やFate/Zero、SAO、まどか☆マギカの音楽でご存知の梶浦さんが今回のBGM担当ですが素晴らしいマッチぷり。

とにかく全体的に暗めでなおかつ重厚感のある本作のBGMとしてこれ以上ないと思う人選です。

SEや環境音も作画のクオリティに負けない完成度でもう文句なし。

人によってはちょっとBGM主張しすぎじゃないかと思うかもしれませんが僕はこれでいいと思います。

主題歌であるAimerさんの花の唄も非常にマッチしていました。歌詞がまるまる桜です。そして凄く不穏さが感じられるのもグッド。

 

最後に

もうね。何も文句なんてない映画でした。本当に素晴らしいものを見た。

そもそもFate/stay nightのアニメが一番最初に放送されたのが2006年です。ハルヒが放送された年ですよ。この頃に見たFate、ネギま、なのはが未だに僕の中二精神に強い影響を及ぼしています。どれも未だに続いているコンテンツなのが恐ろしい。

僕とFateシリーズの出会いはこのタイミングだったのですがそこからほかのルートがあることを知りPS2版を遊びいつの日かほかのルートもアニメ化とかされないかなぁ。と思っていました。

ただ、内容的に再びアニメ化があるとしても[UBW]だけになるんじゃないかという気持ちがしていました。今では再評価されていますがやっぱり[HF]は不評の声が強かったですから。僕もこのルートの良さを本当に理解したのは結構あとでした。

まさか何年も後に[UBW]も[HF]も両方アニメ化されるなんてこの頃の僕に言っても正直信じてくれない気がします。それかそんなに後なのかよと苦しむのではないでしょうか。

あとTVアニメ以外でも劇場版で[UBW]が上映されましたが1本の映画でどうにかなるボリュームなわけがないので正直コレジャナイと思ってしまう部分が多くてがっかり。もう劇場版でやるならちゃんと分割してやれよと思っていました。

今回はそんな僕の気持ちが伝わったわけではなく監督の判断で3部作になったとのことで本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

きっと今回の劇場版は最後までこのまま楽しませてくれると信じられます。あとは次が楽しみで仕方がないので出来るだけ早く作って欲しいな。でも今回と同じクオリティでお願いします。というワガママくらいです。

それでは、また!

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